「民主主義の国において、市場原理を絶対に入れてはいけない場所、国が国民を守らなければならない場所は確かに存在するのです」
![]() | ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112) (2008/01) 堤 未果 商品詳細を見る |
ネットで話題の本だったので手にとってみました。
ある意味、日本経済はアメリカのあとを追っているといえるのですから、非常に気になるタイトルです。
アメリカの大統領選挙などを通して最近よく知られるようになったのが、まず医療問題。
日本のような国民保険制度がないアメリカでは一度の病気で貧困に追い込まれるという―――NYなんか盲腸で1日入院しただけで243万円取られるっていうんですよ!?
それは確かに怖くて病院にかかれないですよ。
他にもハリケーンに襲われたルイジアナ州では救援が送れて多くの人々が死に、未だに復興は進みません。
貧しい移民たちは市民権を得るため、学生達は学資ローンを払うため、軍に入隊します。
話題のサブプライムローンもまたしかり。
弱者を食い物にする『貧困ビジネス』という嫌な言葉がいまや蔓延しているのです。
その発端は確かに、アメリカと言う国の国家戦略の転換にあったのでしょう。すなわち。
「われわれ政府の仕事とは、国民にサービスを提供することではなく、効率よく金が回るようなシステムを作り上げることだ」
恐ろしい言葉です。政府が国民のいのち、教育、人間らしく生きる権利よりも金儲けを優先させるとは。
そして今、日本でもワーキングプア、ネットカフェ難民、医療崩壊など様々な問題が持ち上がってきています。
後期高齢者医療制度については、確かに高齢化が進み医療費が財政を圧迫しているという問題もあるので闇雲に撤廃を訴えることは出来ませんが、日本政府はアメリカの姿を己が鏡として考え直す必要があるでしょう。
あるアメリカの自動車会社が、ロシアと日本の部品工場に以下のような仕事の発注をした。
「不良品は1000個につき一つとすること」
数日後、ロシアの工場からメールが届いた。
「不良品を1000個にひとつというのは、大変困難な条件です。期日にどうしても間に合いません。納期の延長をお願いします」
数日後、日本の工場からもメールが届いた。それにはこう書かれていた。
「納期に向けて作業は順調に進んでおります。ただ、不良品の設計図が届いておりません。早急に送付してください」
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冒頭から「ああ、ああ、ああ」と膝を打った一冊。
去年の新書ベストセラーに上がっていたのを思い出して手にとってみました。
いわゆる「日本人像」をネタにしたジョークを集めた本。
日本人像ってあんまり変わらないんだなあと思うと同時に、なんで欧米人てこんなにジョークがすきなんだろうと思ってしまいました。
日本人から見るとむしろ「よくつまらんジョークばっか考えてるよなあ」というイメージなんですが(笑)。
でも自分が他人からどう見られているかを自覚するって大事なことですよね。
それによって悪いところや直すべきところがわかったり、逆に自信を持てたりもする。
もっとも最近の日本人は、電車の中で座り込んだり化粧したり、全くの他人からどう思われようと関係無い人が多そうですけど……(これこそ「やばいぞ日本」て感じです)。
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