『きみにしか聞こえない』〜乙一の名作
2007年06月24日 (日) | 編集 |

 あなたは今、いろんなことに傷ついて、さびしい思いをしているかもしれない。肩を寄せ合う友達がいなくて、いっそ泣きたくなるくらい冷たい風の中、たった一人で歩いているかもしれない。
 でも大丈夫。心配ない。どんなに辛いことがあっても、ラジカセがいつも側で勇気づけてくれるから。


きみにしか聞こえない―CALLING YOU きみにしか聞こえない―CALLING YOU
乙一 (2001/05)
角川書店

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ドリカムの新曲CMで乙一の「きみにしか聞こえない」が映画化されたことを知りました。
それでふと読み返したくなり、家中引っくり返してしまいましたよ(大きい本棚が欲しい……)。
乙一の小説を読むと、若い作家なのに確固とした世界を構築しているなあと思います。
語り口はむしろ淡々としているのに凄い存在感がある。
この短編もごく短いんですが、本当に印象的でした。
頭の中にだけ存在するケータイで繋がっている少年と少女の交流。
ドリカムの新曲も素敵ですね。
ぜひ読んでいただきたい名作です。
映画の出来がどうであれ、映像ではこの美しい文章を味わうことは出来ないのですから。

きみにしか聞こえない きみにしか聞こえない
DREAMS COME TRUE (2007/06/13)
ユニバーサルJ

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コメント
この記事へのコメント
最近の邦楽は本当に悲惨です。出る曲はみんなどこかで聴いたことのあるような焼き直しばかり。例えば きみにしか聞こえない DREAMS COME TRUE UMN
http://www.youtube.com/watch?v=7MvEdyqktsY
これなんか邦楽が劣化している象徴的な曲でしょう。
ドリカムがあまりに劣化しすぎていて涙が出てきます。かわいそう。なにしろ曲が全然盛り上がらないのです。むしろ途中でどうでもよくなってくる感じすらします。過去のドリカムを知っているものにとっては歌姫の老害っぷりに目を覆うことしかできません。
最近、「千の風になって」や「もってけ!セーラーふく」といった別ジャンルの曲が邦楽を脅かしていますが、(石井恒も同じようなコメントしているように)、最近の曲を聴くならまだ「もってけ!セーラーふく」を聴いたほうがマシです。
http://www.youtube.com/watch?v=bd6U515OylE
ドリカムの凋落に哀しくなるばかりです。
2007/06/24(Sun) 19:34 | URL  | 邦楽人 #-[ 編集]
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